反り腰
12月になり一層寒くなってきましたね
仕事が忙しく疲れが取れない、腰の調子が悪いという症状の方はいらっしゃいませんか?
腰痛を訴える方の中でも、反り腰の方の割合は非常に多いので
今回は【反り腰】についてです。
反り腰とは?
「反り腰」は一般的に女性に多い姿勢で骨盤や脊柱の動きで表すと、正常よりも骨盤の前傾が強まり、腰椎の前弯が強まった状態です。
骨盤と腰椎は
・ハムストリングス(太ももの後ろ側の筋肉)
・大殿筋(お尻の筋肉)
・腹筋群
が強く働くと骨盤後傾かつ腰椎が後弯する方向に動きます
・大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)
・腸腰筋(お腹の奥の筋肉)
・脊柱起立筋(腰・背中の筋肉)
が強く働くと骨盤前傾かつ腰椎が前弯する方向に動きます
妊娠・出産経験のある女性は、妊娠中にお腹が大きくなるにつれてお腹の重みで重心が前方に引っ張られて骨盤前傾、腰椎前弯が強まった姿勢になりやすくなります。
そして、出産後もその姿勢が戻らず、骨盤を後傾方向に動かすのが苦手なままになってしまうという方が多いのが現状です。
もともと人間の体は、前側に重みが偏っている状態なんです。ぶ厚い胸郭も内臓も、体の前側にあり、体の軸となる背骨は体のぎりぎり後ろ側にあります。
だから、普通に立つだけでも前に倒れそうになる力と対抗しないといけません。
そのため、姿勢を保持するための筋肉、「主要姿勢筋」はすべて体の後ろ側についているんです。
頭を支える首まわりの頸部筋、背骨を支える脊柱起立筋、太もも裏側にある大腿二頭筋、足首を動かすヒラメ筋。
これらの体の後ろ側にある筋肉がきちんと働いている人は、すっときれいに立つことができます。
「反り腰」で、腰の一部分に相当の負荷がかかる?
では、主要姿勢筋がうまく使えていない人はどうなるかというと、体の「前に倒れそう」になる力に負けてしまう。
もも裏から骨盤の後ろにつながる大腿二頭筋が弱いために骨盤は前に傾く。
そこで体が倒れてしまわないようにバランスをとろうと、ちょうど腰のあたりで反る。これが「反り腰」です。
壁を背にして立ったとき、腰に手がすっと入るのが腰に負担のかかりやすい「反り腰」。
固まった筋肉をほぐし、なまけた筋肉を鍛えること。腰がすっと伸びれば痛みも軽くなり、猫背もすっきり、体のラインもきれいになって、いいことづくめです。
反り腰の要因は?
◆長時間のデスクワーク(PC作業)
◆体幹インナーマッスルや腹筋群の筋力低下
◆不良姿勢
◆運動不足
◆踵の高い靴
◆妊娠(女性)
反り腰になると?
◆腰痛・ぎっくり腰
◆脊柱管狭窄症・ヘルニア・すべり症
◆肩こり・頭痛・猫背
◆O脚・膝の痛み
◆お尻や脚のしびれ
反り腰の影響で脚から首まで様々な場所に、不調が現れることがあります。
『腰丸めストレッチ』
腰の反りを改善するストレッチは様々な方法がありますが、今回はとても簡単に椅子に座ったままでもできる腰丸めストレッチをご紹介します。
(1)イスに浅めに腰かけ、軽く背筋を伸ばします。
(2)しっかり息を吐いてお腹をへこませつつ、ゆっくり5つ数えながら腰を丸めます
(3)また5つ数えながら、軽く息を吸いつつゆっくり頭を真上に上げていくような意識で腰を戻します。
(4)これを10回ほど繰り返します。
はじめは腰の硬さを感じると思いますが、何回か繰り返すとだんだんと腰が丸まるようになってきます。 また腰が硬くて全く丸まらない方もおられるかもしれませんが、続けることで効果があらわれてきます。
お仕事の合間などでもできますので、根気よく続けてください。 『腰丸めストレッチ』をおこなうことで、逆に痛みやしびれが増したり、不快感を感じたりする場合もあります。 そのような場合は速やかに中止してください。
当院では?
当院では、凝り固まっている腰~足・お腹周りの筋肉を緩め、骨盤矯正・腰の調整も行ったりしますが、足首周りが原因の事が多い為、
そこをしっかり施術する事で、反り腰を改善していきます。
反り腰でお悩みの方、いつでもご相談、ご連絡下さい
骨盤矯正
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坐骨神経痛
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デスクワークからの腰痛
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