突然襲ってくる、ぎっくり腰
「自分は若いし健康意識も高いからぎっくり腰は無縁!」と思っているなら、その考えを改めたほうがいいかもしれません。
ぎっくり腰は軽度~重度と程度は様々ですが、若い人も運動習慣のある人もなる可能性があります。
ぎっくり腰とは、正式には「急性腰痛症」と呼ばれ
(1)急激に発症する腰痛
(2)動作による痛みの悪化
(3)明らかな神経痛や麻痺などは合併しない
(4)レントゲンやMRIでははっきりした異常所見がない
(5)比較的短期間で治るなどを満たすものを言います
すなわちはっきりした診断はつかないが短期間でおさまる腰痛、とも言えます。ぎっくり腰は、些細なきっかけでも突然起こることがあります。
欧米では「魔女の一撃」と呼ばれており、突然想像もしない激痛がやってくることを
「魔女がやってきた」と比喩するようになったことが由来だと言われています。
そう例えられるほどの激痛は、重度になるとその場で立てなくなったり寝返りが出来なくなったりする場合もあります。
原因
ぎっくり腰の原因は個人によって様々で多岐にわたります
・骨格の歪み
・腰の筋肉の脆弱化・筋肉の硬さ
・過度なスポーツによる筋疲労
・運動不足
・ストレス
また、ぎっくり腰で来院される方の多くが元々慢性的な腰痛を感じていたり、骨格の歪みにより腰にストレスがかかっていることがほとんどです。
治療
ぎっくり腰は、普段通りに生活をしていても、数日~数週間で症状が落ち着くことが多いです。
痛みが強い場合には、湿布や痛み止め、軽いストレッチなどが効果を示すこともあります。
また、コルセットを使用することで症状が緩和することがあります。
応急処置
痛みを少しでも抑えたいのであれば「RICE(ライス)処置」という言葉を覚えておきましょう。
RICE処置とは、スポーツの現場で起こったけがの損害を最小限にするために施す応急処置のこと。以下のそれぞれの処置の頭文字をとって「RICE」と呼びます。
R: Rest(安静) I: Icing(冷却)
C: Compresshion(圧迫)
E: Elevation(挙上)
R・I・Cは「安静」「冷却」「コルセットで圧迫」が相当し、E: Elevation(挙上)とは、患部を心臓より高く上げることです。
患部を高い位置に持っていくことで、重力で炎症物質をコントロールします。ぎっくり腰の場合は、足の下に枕や座布団を入れてあげると良いでしょう。
生活の中で気をつけること 腰を痛めない動き方のコツをご紹介します
・寝返り
膝を曲げながら、からだ全体をやや前に丸めて寝返りをしましょう。
・起き上がり
いったん横向きになって、そこから腕の力でからだを起こしましょう。どのタイミングで手を抜けばいいのかわからなくなりますが、焦らずゆっくりと。
・立ち上がり
両足を肩幅までしっかり開き、両膝もしくは何かにつかまったり手をついたりして、からだを起こします。着席時も同様にしましょう。
毎日のお仕事や家事を腰痛で滞らせないためにも、こまめに骨格を矯正したり筋肉負荷をほぐしたりしてあげて、予防に努めましょう。
今ぎっくり腰になっている・過去になった方はその原因が何だったのかを先生にきちんと診てもらってください。
改善に向かっている・治ったからとその根本の原因を放置していると、また腰にストレスがかかって再発する恐れがあります。
他人事とは思わずに、日頃から腰を労ってあげましょう。
当院では、問診・検査により、姿勢や動きの評価をし、施術を行います。
ぎっくり腰は、腰を守っている状態で、
これ以上負担を掛けないでくれ!
となっている状態です。
防御反射として、腰周りの筋肉が緊張することで守っていて、
その緊張が強い為、動かすと激痛が走ると考えています。
当院では、まずはこの防御反射を外すように施術を行います。
この防御反射が外れてくると、
痛みが楽になり動きにも余裕が生まれてきます。
ぎっくり腰になるに、いつでもご相談ください
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