「外側大腿皮神経痛」太ももの外側の痛み


脚のしびれで有名なのは坐骨神経痛ですが

今回は太ももの外側のみしびれる

外側大腿皮神経についてです。



脚がしびれるイコール坐骨神経痛だと思われがちですが

痛みが出る場所と神経がことなります。

この大腿外側皮神経は、

太ももの外側の感覚を支配する神経です。

外側大腿皮神経痛で来院した患者さまの声

外側大腿皮神経とは？

第2・3腰椎から出て、

骨盤の前外側にあるでっぱった骨（上前腸骨棘）のすぐ下を通り、

鼡径靭帯の裏を通り

太ももの前にある縫工筋という筋肉の間から

太ももの前面と外側の皮膚へと神経が走っています。



この神経が圧迫されることで、

太ももに痛みやしびれ、感覚鈍麻が出ますが、運動麻痺はおこりません。

外側大腿皮神経痛の原因は？

窮屈なズボンを履く
補正下着やコルセット
肥満でお腹が出ている
妊婦でお腹が出ている
前ポケットになにかを入れる人
全身の血流低下


また、股関節を伸展させると、

この神経が引っ張られますので、痛みが増します。


反対に深く屈曲しましても、

神経自体を圧迫してしまいますので、

これでも痛みが増すことがあります。

つまり長時間の座位で起こることもあります。

外側大腿皮神経痛の治療は？

外側大腿皮神経痛の治療は、縫工筋や大腰筋という筋肉、鼠径靭帯からの

外側大腿皮神経への刺激を取り除き、改善していきます。



また、外側大腿皮神経痛は股関節の可動域とも関係がありますので

股関節の可動域も改善していくことで

外側大腿皮神経に刺激が加わる様な、ストレスを取っていきます。



施術初期は週１回の施術を行っていき、

症状が安定してきましたら2週に1回、3～4週に1回と

施術頻度を少なくしていきます。






辛い痛み、しびれは我慢せずに、

いつでもご相談ください(^-^)

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坐骨神経痛
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