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2019.09.30 更新

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)

皆さんは「肩関節周囲炎」という言葉を聞いたことありますか?


簡単に言えば四十肩・五十肩のことです。

今日はこの肩関節周囲炎についてです。




中高年者が訴える肩の痛みのうち、最も多いのが四十肩・五十肩。

肩関節周辺の組織に変性が起こり、生じた炎症によって痛みが起こる「肩関節周囲炎」のことです。

40代以降に発症することが多く、一般的に四十肩・五十肩といいます。





突然痛みが発生する急性期と、肩の動きが制限される慢性期があります。

半年から1年半ほどで自然に痛みが軽くなり、肩が動かせるようになります。



多くの場合、時間経過に伴って改善していくものですが、

対処方法を間違えると悪化したり、障害が残ったりすることも。




あるいは重い病気が原因で痛みが起こっている可能性もあるので、

経過に沿って適切に対処することが、早期回復のために欠かせません。






症状



1突然激しい痛みがあらわれる急性期



ある日突然、腕を動かしたときに肩に鋭い痛みが発生するのが

四十肩・五十肩の典型的な発症パターンです。ほとんどが片側の肩のみに症状があらわれます。




その後、肩を動かすときに、痛みが二の腕や手先に伝わるようになります。

しびれをともなうこともあり、夜間眠れないほどの痛みが生じることも少なくありません。


これは肩関節の炎症によるもので、急激な痛みは、数日間で治まります。




2肩を動かせる範囲が制限される慢性期

急性期の痛みが治まるとともに、鋭い痛みから鈍い痛みへと変化し、

肩を動かせる範囲がだんだん狭くなっていくことがあります。



とくに肩を上げたり、後ろに回す動きが困難になります。これを拘縮(こうしゅく)といいます。


痛みのために、肩の筋肉を動かさないでいると、

組織の癒着が起こり、さらに動かなくなって治癒が長引きます。



関節の可動域を元に戻すには、痛みの出ない程度に積極的に動かすことが大切です。







☆四十肩・五十肩が発症しやすい人と条件



四十肩・五十肩は、40代以降の人に発症しやすく、男女差はありません。

また、左右の発生率についても違いがなく、

利き腕だから発症しやすいということもありません。


ただし、若い時に野球をはじめとしたスポーツや仕事で肩を酷使し、

肩を痛めたことがある人は発症しやすい傾向にあります。



普段から猫背になりやすい人も注意が必要です。


猫背の人は重心が前のめりになり、体の歪みが生じやすいため、

四十肩・五十肩のリスクが高まります。普段から正しい姿勢を意識しましょう。



また、不規則な生活習慣、寝不足、偏った食事、過度なストレスによる肩の血行不良なども、

四十肩・五十肩を引き起こすといわれていますので、生活習慣の見直しが大切です。







☆予防法



四十肩・五十肩はある日突然痛みに襲われるわけではなく、

肩の内部から徐々に進行し、症状としては肩に違和感やしびれといった前兆がみられることが大半です。




あまり知られていないことですが、四十肩・五十肩の発生率は、

全身を伸ばすストレッチや適度な運動といった予防措置を習慣にするだけで、大きく変わります。




出来る範囲で毎日続けることを目標に、腕の動かせる範囲を大きくして、

それを維持するように心がけましょう。



「痛くないから平気」「まだ若いから大丈夫でしょ」なんて油断している人は要注意です。






☆セルフチェックしてみましょう



自分の痛みは肩こりなのか、四十肩・五十肩なのか?
気になる人はセルフチェックしてみましょう!



・両腕を前から、耳の後ろまでまっすぐあげる

・手のひらを上に向け、両腕を真横から真上に上げる

・両腕を腰に回す

・両腕を頭の後ろに回す



これらの動作を行った際に、

「痛みを感じる」「なめらかに腕を動かすことができない」といった場合は、四十肩・五十肩が疑われます。



気になる症状は軽視せずに、一度病院や診療所の整形外科で診察を受けてみましょう。





☆おすすめストレッチ方法



普段からほんの少しのストレッチを行うだけでも

四十肩・五十肩の発症率は変わってきます。


以下を参考に、できる範囲で楽しく続けて行きましょう。


1両方の肩をぐるぐると前後に10回まわします。

2両腕を前からまっすぐと上げて、耳の横につけてゆっくりと下ろします。

3肩を力いっぱい前にすくめたり、後ろに広げたりを繰り返します。

4両腕を横にまっすぐ伸ばし、そのまま肩より上に。

この状態を30秒キープします。楽にできる人は、水を入れた小さなペットボトルを持って行いましょう。







☆対処法


1急性期は安静、慢性期は動かす

急性期には、無理して肩を動かさないようにしましょう。

重い荷物を持ったり、運動をするなど、痛みをともなう動作は避けるようにしましょう。


発病4~5日後からの慢性期への移行期間と、

その後の慢性期は逆に、日常動作を積極的に行うようにしましょう。





2慢性期は振り子運動をする

慢性期では、振り子運動が有効です。


痛くないほうの手で机にもたれかかり、

ペットボトルやアイロンなど500gから1kgくらいの重さのものを

痛い方の手で持って腰をかがめて前後、左右にゆっくり振ります。

手に持ったものの重みで、肩の周りの腱が伸びて楽になります。





3寝るときの姿勢を工夫をする

最も楽に寝られる姿勢を取りましょう。枕は首の骨が自然なカーブを保てる高さにします。


寝ている間に肩が冷えると痛みが起こることがあります。

布団から肩が出ないように、サポーターを使用したり、

バスタオルや毛布を掛けるなど工夫をしましょう。






4服選びや、着替える際に注意をする

そでや腕回りがゆったりとした衣類を選びましょう。

また、急性期ではかぶるシャツや後ろにファスナーがある衣類を避け、

体の前面で開くものを選びましょう。


着るときは痛いほうの腕から先に袖を通し、

脱ぐときは逆に、痛くない腕から脱ぐと良いでしょう。






5肩を温めて血行を良くする

カイロや温感湿布を当てたり、サポーターを付けるなどして、肩を冷やさないようにします。

ぬるめのお湯でしっかり温まる入浴法も有効です。


ただし、急性期で冷やしたほうが痛みがやわらいだり、

楽と感じる場合は、氷のうなどで15分ぐらい冷やすのもいいでしょう。







当院では、検査等により肩の動きを阻害している原因をつきとめ施術を行っています。

またストレッチ法や生活の中での注意点などをアドバイスしています。

他にも、気になる症状や体のお悩みがありましたらお気軽にお問い合わせください。




つら~い肩こり
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