慢性疲労症候群(CFS)/筋痛性脳脊髄炎(ME)
慢性疲労症候群もしくは筋痛性脳脊髄炎という疾患を聞いたことはありますか?
現在、10~40歳代で慢性疲労症候群に罹る方が増加傾向にあります。
慢性疲労症候群(CFS)/筋痛性脳脊髄炎(ME)
慢性疲労症候群は、これまで健康に生活していた人が
ある日突然、激しい全身倦怠感や疲労感に襲われ
6ヵ月以上の長期間にもわたって続き、一晩寝ても
日常生活にも支障をきたしてしまう症状です。
慢性疲労症候群/筋痛性脳脊髄炎の主な症状
◎微熱・悪寒・頭痛・喉の痛み
慢性疲労症候群の代表的な症状として微熱があります。
平熱より0.5~1.5℃程高い熱が半年以上続き、解熱剤が効きにくい。
頭痛やのどの痛みといった風邪様症状が出ることもあります。
◎強い疲労感・倦怠感
日常生活に支障をきたす程の疲労感や
軽い労作後、24時間以上続く全身の倦怠感。
◎筋肉痛・関節痛
全身または特定の部位に、運動後の様な筋肉痛や現れ
動くことが出来ない程の痛みになることもあります。
腫れや赤みを帯びない移動性関節痛。
◎不眠と過眠
夜寝れない、眠りが浅い、途中で何度も起きてしまうなどの「不眠」
朝起きれない、日中に極度の眠気に襲われる、
長時間寝入ってしまうなどの「過眠」
◎気分障害
うつ病の様な症状が出て、気分の落ち込みが続き
時には仕事にでらられないことも。
一般的に、うつ病では朝に重く、午後は軽減される傾向ですが
慢性疲労症候群では、午後の方が憂うつ感が強まりやすい傾向です。
また思考力や集中力の低下や、物忘れなどの記憶力の低下も
みられることもあります。
慢性疲労症候群/筋痛性脳脊髄炎の原因
慢性疲労症候群は、原因がまだ解明されていませんが
ウィルス感染、細菌感染などの感染症の後や、
様々なストレスに長期間さらされることによって発症することが多いようです。
身体は、自律神経系、ホルモン系、免疫系の3つが
バランスを保って働いています。
ストレスをきっかけに、自律神経系やホルモン系の働きに異常が生じ、
免疫機能が低下すると、体内に潜伏していたウイルスが再活性化されます。
再活性化したウイルスを抑え込むために、体内では免疫物質が
過剰に作られるようになります。
この過剰に作られた免疫物質が脳の働きに影響を及ぼし、
脳に炎症を起こします。
そして脳の炎症が、強い疲労感や様々な症状を起こすという説が有力です。
最近では、慢性疲労症候群は、「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」と
脳の炎症を併記するようになっています。
慢性疲労症候群/筋痛性脳脊髄炎の一般的な治療法は?
慢性疲労症候群の治療法はまだ確立されていませんが
一般的には薬物療法が中心に行われています。
「補中益気湯」などの漢方薬を用いて、身体の免疫を高める治療や
活性酵素により細胞の障害を防ぐためビタミンCを大量に服用する治療。
免疫系の回復を目的に、抗ウィルス薬や免疫調整薬、
抗うつ薬や精神安定剤が使用されることもあります。
当院での施術
慢性疲労症候群は、過剰なストレスにより引き起こされる疾患です。
自律神経の働きは脳の視床下部という場所でコントロールされています。
つまり過剰なストレスにより脳が疲れきって脳の働きが低下すると
脳が上手く自律神経をコントロールするこが出来なくなり
自律神経のバランスが崩れてしまいます。
当院では、頭・頭蓋の調整をメインに行い
脳の疲労、ストレスを抜き、脳が働きやすい環境に整えることで
脳が自律神経をしっかりとコントロール出来るようにしていきます。
週1回を1~3か月程度継続して行い、安定して緩和してきましたら
間隔を2週に1~4週に1回と徐々に減らしていきます。
脳脊髄液と自律神経の関係
https://yamada-seikotsu.com/blog/nousekizuieki
男性更年期障害(LOH症候群)
https://yamada-seikotsu.com/blog/dannseikounenkisyougai
☆施術料金
通常1回 ¥6600~7000
初回のみ ¥6000
学生(24歳以下) ¥5000
☆ご予約・お問い合わせ
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TEL:03-6380-8446
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