交通事故での治療について
交通事故での当院の治療について
交通事故が原因となって起こる傷害のうち、
約半数がむち打ち症と言われています。
一方で、むち打ち症に関する情報は、治らない、保険が使えない、後遺障害として認定されない、などと誤ったものが流れ、実際に事故に遭って症状があるのに、十分な損害賠償も得られず 長期間苦しんでいる方が多いようです。
そしてむち打ち症が正式な傷病名ではないことも 知らない人も多いのではないしょうか。
正式な傷病名は「頚椎捻挫」と言います。
聞き慣れない方も多いと思いますが頚椎捻挫(むち打ち)は交通事故などによる 急ブレーキや衝突によって首が鞭のようにしなり痛めることからきています。
他にもさまざまな症状があると思いますが、ここで大切なことを1つ言っておきます。
交通事故にあった直後、自分では痛くないと思っても 必ず病院や整骨院に行き診察を受けて下さい!!(できるだけ早めに)
というのも事故にあった直後は相手も同様していますが 自分も動揺し感覚や感情が麻痺してしまうからです。
皆さんも聞いたことがあるかもしれないですが 、アドレナリンなどのホルモンが分泌され 血糖値や血圧を上昇させこのような状態になります。
◎ここで交通事故にあった時の代表的な症状を話して行きましょう。
①単純な痛み
筋肉や軟部組織などの損傷や事故に遭った衝撃により、 患部の周りの筋肉や骨格が異常(正常ではない状態)に陥り痛みを伴います。
②可動域の低下
これは大抵の場合は痛みと同時に出ますが稀に筋肉の過緊張、 骨格のズレによって出現することがあります。 事故に遭ってから「肩が上がりづらい」等がありましたらすぐに受診して下さい。
③めまい、吐き気、頭痛、耳鳴り
この症状が強い場合はバレリュー症候群を疑います。 バレリュー症候群とはなんらかの原因(今回の
場合は事故)で頚部などが損傷することによって 自律神経(交感神経)が直接的又は間接的に刺激をうけることを言います。 主な症状は頭痛が代表的です。
④痺れ、感覚異常、筋力低下
この症状にも程度がありますが1番ひどいケースだと脊髄神経という 脳から繋がっている中枢神経が損傷や圧迫されることによって それ以降の中枢神経麻痺が起こり筋力低下や足が動かないなどの場合もあります。 しかしこれ程の重症のケースは頻繁には起こりませんが 末梢神経(脊髄神経から出ている枝のようなもの)が損傷、圧迫を受けることはしばしばあります。 この場合も手に痺れが出ているなど重いものを持とうとすると落としてしまうと言うことが起きてしまいます。
○治療
当院では、事故状況や患者様の症状に合わせて最善の治療をさせていただきます。
骨格や筋肉、神経を全身的に診ていき患部だけではなくその痛みに付随する原因をしっかり治療していきます。
また交通事故では、事故のショック、防御反応が残りやすい為、
身体の緊張状態が抜けず、なかなか症状が良くならないこともあります。
このショックや防御反応を取り除き、緊張を解いてあげことが、むち打ちの早期解決になるかと思います。
交通事故のむち打ち症状は時間が経てば経つほど痛みが消えにくくなっていきます。良くなるうちにしっかりと治療をしましょう。
交通事故の場合は自賠責保険により原則的に窓口負担は0円で治療を受けられます。
お気軽にお越しください。