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2019.07.12 更新

膝の痛み

膝の痛み

今回は当院でも来られる方の多い膝の痛みの原因や、当院で行うことについて書きたいと思います。


膝の痛みの出現として多くは、筋肉・骨・軟骨・靭帯・関節包などの組織が痛むことにより生じます。その中で分類分けをすると大きく3つに分けられます。

1:スポーツやケガ、事故などによる原因のもの。
2:加齢や膝の酷使によっての原因のもの。
3:病気等により膝の痛みを引き起こすもの。

体重を支える意味で大切な関節です。痛みの原因に当てはまるかを参考にして頂き、患者様のお悩みを少しでも緩和できるよう協力したいと思っております。


膝について まず、膝の構造についてから簡単に説明します

骨、軟骨、靭帯、筋肉、腱などから構成されます。骨は3つの骨からできており、脛骨・大腿骨・膝蓋骨があります。蝶番関節(ちょうつがいの様なもの)と言われ曲げ伸ばしができるのがこの関節の特徴です。膝蓋骨は膝を伸ばす際に筋収縮を上手く伝える為の滑車の役割をしています。 これらの構成の中で異常をきたすものが多く存在しますが、原因別で以下から紹介させて頂きます。



1:スポーツやケガ、事故による原因

◎スポーツ外傷 半月板損傷 靭帯損傷

・半月板とは
膝の内側と外側に1つずつある三日月形の軟骨組織で膝関節に加わる衝撃を1か所に集中させないよう分散するクッションの役割を果たすのと、膝を安定させる役割を果たしています。 半月板損傷は運動によるものが原因であることが多く、関節を無理に捻じったり伸長されると引き起こされます。比較的に若い人に多い障害ではありますが、加齢による半月板の老化により長期的にゆっくりと切れ、痛みもゆっくり現れることもあります。膝の関節を外側に曲げたときは内側内側に曲げたときは外側の半月板が損傷します。


・膝の靭帯について
膝関節は内側側副靭帯・外側側副靭帯・前十字靭帯・後十字靭帯の4つの靭帯により安定に保たれています。それらが損傷する原因として、スポーツや事故などにより膝に大きな外力が掛かることで起こるケガです。


損傷の程度は3つの分類に分けられます 
Ⅰ度・わずかな線維が損傷した状態。痛みはあるが不安定な感じはない。
Ⅱ度・一部が断裂した状態。膝を軽く曲げた際に不安定感がみられる。
Ⅲ度・完全に断裂している状態。膝を伸ばしても不安定がある。


靭帯別での治療法(特に多く出現する3つ)

内側側副靭帯損傷の場合…
Ⅰ度の軽度の場合はRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)で痛み・炎症・腫れ等を最低限に抑える。
Ⅱ~Ⅲ度では、サポーターやテーピング、ギプス固定を行い、3週間以上経って痛みが軽減してきたら装具を使ってリハビリを行う。前十字靭帯損傷などを併発している場合は、靭帯再建術が検討されます。


・前十字靭帯損傷の場合…
損傷しても急性期を過ぎると症状が緩和する場合が多い為、治療をせず放置する場合が多いです。しかし、前十字靭帯の場合は他の靭帯と違い膝関節の内部に存在するために栄養が届きにくく、自然治癒が難しいという特徴があります。なので、痛みが引いても完治したわけではありません。放置すると関節が不安定になり、半月板損傷、軟骨損傷を合併し、将来的に変形性膝関節症に発展する可能性もあります。


・後十字靭帯の場合…
損傷してもスポーツなどに支障をきたさないことが多く、局所の固定と筋力トレーニングによる保存療法で治療を試みることがほとんどです。ただ、ほかの靭帯損傷を併発したり、保存療法を行っても治まらない場合、手術による靭帯再建術が検討されます。


・使いすぎ(オーバーユース)による経過性のスポーツ障害

腸脛靭帯炎 膝蓋腱炎(ジャンパー膝) タナ障害 鵞足炎 オスグット病 離断性骨軟骨炎 膝蓋軟骨軟化症 膝蓋骨不安定症など

これらは主にマラソンやサッカーなどの走る種目やジャンプ動作を多く繰り返して起こることが多く、膝の屈伸動作で膝関節周囲に痛みや引っ掛かり、ゴリゴリとした音が鳴るものもあります。 スポーツ障害の発生を高める原因として、筋力の低下やウォームアップ不足が挙げられます。その状態で無理な負荷を掛けることにより引き起こされることが多いです。



2:加齢や膝の酷使によっての原因のもの

変形性膝関節症 膝蓋骨不安定症 膝蓋大腿関節症など

特に多いのは変形性膝関節症になります。まずはどうして変形が起きるのでしょうか。
膝の関節を形成している骨や軟骨が様々な要因により、すり減ったりすることにより形が変わり、それが元になり痛みや動きの制限が引き起こされます。 以下のような症状をお持ちの方はこの疾患が当てはまる可能性があります。

・立つ、座る、歩き始めでの動作で膝が痛む(初動痛)
・階段や坂道を上り下りする時に痛む。下りの方が痛みが強い。
・膝の動きに違和感や制限がある。関節のこわばり、一定以上曲がらない、伸ばせない

これらの状態が続くと痛みが持続して引き起こり、正座ができなくなるなどの状態となる場合もあります。他にも、関節がきしむような音がしたり、膝に水がたまる(関節水腫)こともあります。


治療や予防…

基本的には程度の軽いものであれば、保存療法が主となります。患部の血液循環を良くする温熱療法やサポーターなどで固定する装具療法、膝まわりの筋肉や関節の柔軟性を高めて膝を支える力を強める運動療法が中心となります。骨の破壊や変形が進んでいる場合は手術を行います。内容としては内視鏡を行う簡易なものから骨の一部を切除するもの、傷んだ関節の一部を人工関節に取り替えるものなどさまざまあります。




3:病気等により膝の痛みを引き起こすもの

風邪 単純性股関節炎 ペルテス病 骨軟骨腫 内軟骨腫 骨肉腫 痛風 関節リウマチ 大腿骨頭壊死 神経病性関節症(シャルコー関節症) 化膿性関節炎 結核性関節炎 有痛性分裂性膝蓋骨 滑膜骨軟骨腫症など



・当院での治療について 膝の変形性の疾患に関しては、特に初期では主に保存療法で経過観察されます。変形は進行性の疾患である為、運動療法やマッサージ等の治療が大事になると考えます。筋肉の調整をし、骨格の歪みを調整することによって変形する進行を妨げることにつながると考えます。また、隣接する関節の負荷も多くなると考えらますので、その付着する筋や関節の調節も大事だと思います。

スポーツ疾患でも筋・骨格の調整が大事だと考えられます。少しの痛みなら大丈夫だと我慢をしながらスポーツをされている方も多いような気がします。そういった状態が続き強い痛みに変わってきたという方も少なくないので、痛みが少しでもあるようでしたら一度ご相談下さい。







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